あとがき


 ちょっと早いですが、ホームページ開設3周年記念作品です。
 この話は、二十歳くらいの時に書いた同名のオリジナル小説が元になっています。竜の力を持った子供たちの話で、八尋が主人公でした。年齢設定の方は少し違いまして、オリジナルの作品の方は、八尋や一美たちが十七歳、六月が十五歳、十球磨が十三歳、三継と四吹は十歳と言う設定でした。七海だけはオリジナルと同じで、三歳の設定を使いました。
 当時原稿用紙に書いていた作品だったのですが、度重なる引っ越しでところどころが行方不明となってしまい、とても残念に思っていたのですが、どうにか彼らを復活させたいと考えて、セーラームーンの世界に登場させることになりました。一美や八尋たちの出番がやたらと多いのは、そう言った理由からでもあります。
 今回は、ちょっとストーリーの練り込みが甘かったですね(^^; すまんです〜。突然思い立って書き始めてしまいまして、わたしにしては珍しくストーリーの練り込み期間が全くない話だったもので。(言い訳) ストーリー練り込み期間がないまま書き始めたのは、もしかしたら「初」かも・・・。
 いつか同人誌になる時が来たら、その時に色々と修正しようと思います。うさぎたちの出番も、もうちょっと増やさないと・・・(汗)
 でも、久々の長編は疲れました・・・。

2003.8.31 日向 環