あとがき この小説を読んでくれた方、いかがだったでしょうか?初めて小説というものを書いてみました。本来ならば、私は漫画を描く方が好きなんですが、頭の中にストーリーが浮かんだときは描くより書く方が早いので、小説に挑戦してみました。けど、実際書いてみるととても大変でした。漫画では絵で描くだけの情景が、小説だと言葉一つで全然違うように表現ささり、とても苦労しました。この物語のラストは、実は今とは違うものだったんです。ラストが一回完成したあと、間違って保存を押すのを忘れて消してしまったんです。そして、最初に書いたラストを思い出しながら、何度も何度も書き直して出来上がったのがこの作品です。この物語を書こうと思ったきっかけは、ami16さんのHPで読ませて頂いた「レイ、桜の中で」です。このお話は、レイちゃんとうさぎちゃんと衛さんの三角関係がテーマでした。その小説を読んで、「二人は前世の記憶があるから付き合っているのかな?」「もし二人の記憶が戻らなかったら、本当はどうなってたんだろう?」という疑問が浮かび上がってきました。(こういう疑問って、誰でも一度は思ったことありませんか?)そう思っていたら、だんだんとストーリーが頭の中で浮かんできて「書きたい!」って思うようになり、この話が出来ました。ami16さんの小説はレイちゃんが中心の話だったので、私はうさぎちゃん中心に書いてみました。最後を書くにあたって、衛が涙を流すシーンを使うか使わないか迷っていました。けど、いつもカッコイイ衛が、うさぎの前で涙を流す――――なんてシーン、女の子側からすればグッとくるんじゃないかなぁ・・・・なんて思って、結局泣かせる事にしちゃいました。