あとがき

 この作品を書いたのは、確か原作のデッド・ムーン編がクライマックスに差し掛かる頃だったように記憶している。原作の第四部が終了していないにも関わらず、第五部終了後を仮定して設定作りを行った。ほたるが小学生ではないのは、第五部のスターズ編を見る前に設定を行った為である。スターズ編が始まって、ほたるが小学生だったのを見たときには、思わず唖然としてしまったものである。と、当時にせつなが、小学校で保険医になっていたのにも驚かされたことを覚えている。
 この作品も他の長編と同じく、武内直子先生宛に、講談社へ送っている。セーラースターズ編開始直後のことだ。先生の手元に届いたのかは、調べる術はないが、読んでいただいたと思いたい。
 また、冒頭でのうさぎちゃんの夢のシーンは、もちろん原作終了後に加筆を行ったものである。原作の終了の仕方にショックを覚え、あのシーン自体をうさぎちゃんの見ていた夢であることにしてしてしまった。もともと、ルナがうさぎを起こすシーンだったので、修正は簡単だった。当然、直子先生に送った作品には夢のシーンはなく、うさぎちゃんがルナに起こされるだけである。
 ではまた、Vol.2にて。