どんなことであっても、一つ一つの積み重ね、信心にしろ、仕事にしろ、人の一生に近道だとか、いっぺんに済ますということは出来ないわけで、教祖様も「一生が修行である」と教えて下さっています。
最近の世の中の事件を見ていても、だいたい皆が人生を急ぎすぎていると思うのであります。
人の生き方をとやかく言うつもりはありませんが、色々と見聞を広げていくということは大事なことです。
話をしていても、何を聞いても判らないと言う人と話すより、色んな事を知っている人と話していると楽しいものです。
しかし、やはりそれだけだと、その場限りで終わってしまう事もあるんです。
ですがどんなことの一つでも、勉強したり稽古して身につけたものを持っているような人の話には、説得力もあり、後になって役に立つ事も色々とあるものです。
そう考えると一からじっくりと深く掘り下げていく様なことも大切な事ではないでしょうか。
それが、自分自身の自信にもつながり、自分を生き生きと輝かして魅力のある人間になれるのではないかと思うんです。
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