あとがき
この作品は、1994年12月に、武内直子先生宛にファンレターの一環としてお送りした作品を、ホームページ掲載に当たって加筆修正したものです。
この作品の構想を練りだしたのは、1993年冬に公開された「美少女戦士セーラームーンR」後です。映画に刺激されて、オリジナルネタを半年かけて練り上げ、1994年の6月頃から慣れないワープロを使って執筆してしたのが、今では懐かしく思います。
当然、ルナとアルテミスの人間体が原作で登場する前に勝手に設定したので、アルテミスなどはかなり原作とかけ離れています。修正前の作品では、アルテミスの髪の色は金色だったんですが、原作にあわせて設定をし直しました。
戦士のオーブに関するネタは、わたしの完全なオリジナルですが、その後の原作におけるスター・シードの元ネタになったものと、勝手に思っています。
また、劇場版の時点では、ルナは銀水晶の力を使って人間の姿となったので、ルナは自分の姿に驚いています。それが自分だと言うことが分かりませんでした。ルナとアルテミスがもともと人間だった、と言う設定は後で変更されたことになります。
ルナとアルテミスがもともと人間だったと言う設定は、原作よりこの作品の方が、少なくても2年は早かったと言うことですね。
原作第14巻での美奈子の話に、この話の流れを組んだ場面があったりするわけですが、どうなんでしょうね、実際。
2000年9月